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モノのインターネットは怠惰を助長するか、革新を推進するか?

Michael O'Dwyer| March 10 2017

| IT insights

Does-the-Internet-of-Things-Encourage-Laziness-or-Drive-Innovation-1024x512.jpgモノのインターネット(Internet of ThingsIoT)は、ほとんどあらゆる場所でアクティブなデバイスに常に接続されているといった状況をもたらします。擁護派は、いわゆる「省力化」デバイスを使って、座りながらなんでもできてしまう便利さを賞賛します。懐疑派は、くだらないアプリケーションやデバイスだとし、ハッカーにデータを盗まれたりするセキュリティ・リスクを警告します。

新しいテクノロジーに対して常に引き出される反応で、どちらも間違っていません。

愚かしいほどスマート

 ルイジアナに拠点を置くカスタムWebおよびモバイルアプリケーションの開発会社であるInfiniEDGE Softwareの創設者兼最高経営責任者のCzarina Walkerは次のように述べます。「モノのインターネットは怠惰を助長するとともに、革新を推進します。どこかの天才が便利にしてくれたと喜ぶだけではなく、IoT対応デバイスによって節約された時間を、より有意義に使うといった努力をしなければなりません。」

 自ら行動することをしなくてすむようなテックおもちゃを盲目的に受け入れるのではなく、本当に役に立つ実用的なアプリケーションという観点からIoTの採用を考えるべき、という主張は正当でしょう。レストラン、ビジネスミーティング、映画館などの公共の場所で、ソーシャルメディア、電子メールなどのさまざまなチャイム、ホイッスルなどのアラートが共鳴するのは迷惑ですが、冷蔵庫やトースターからのプッシュ通知が本当に必要でしょうか?

 接続されていることが過剰になる分岐点

スマートフォン、タブレットなどのポータブル・デバイスは、ユーザーを「重要な」サービスにつなぎますが、いつスイッチをオフにしますか?家族での食事中にもつながり続ける人も多く、様々な激怒した反応がいろいろ独創的な形で報告されています。つながり続けることでファンに日常生活に立ち入られたいと思うような有名人はいるでしょうか?

有益な効果を持つものや、困難な作業の労力を軽減させるようなものだけを選んで、無駄な製品を宣伝する企業に踊らされないようにする意識的な努力が必要になってきました。ほんの数秒のことではなく、1時間もそれ以上も接続され続けているのですから。

筆者の個人的な見解ですが、完璧なワーク・ライフ・バランスを追求しようとしている人たち、時間とプロセスの極小化を突き詰めようとしている人たちは、この点を忘れがちです。技術はコミュニケーションを円滑にするべきであり、妨げるものであってはならないはずです。技術革新は労力削減をもたらすとは言え、そのプロセスで新たなリスクを生み出すようなことは避けなければなりません。

何が本当に必要か

省力化のための機器は継続的に開発され続けていますが、「スマートな」おむつ(モノであり、考案されています)や「スマートな」食器洗い機が本当に必要でしょうか?かつて電球や電話などの発明が歓迎されたのと同じような称賛に値するでしょうか?くだらない「スマートな製品」の宣伝に振り回されているだけではありませんか?

いわゆる「スマートな製品」を検討している人は、まず以下のようなことを自問してみてください。

  • これは新しい発明か?
  • プログラムされたセンサーが追加されたというだけでスマートなのか?(センサー付きの箸でも箸であることに変わりはありません。)
  • 時間やお金の節約になるのか?
  • それによってもたらされるセキュリティ・リスクは、効果に対して受容可能なレベルか?
  • ジェームス・ボンドや坂本竜馬ならそれを使うか?

健康、安全、緊急時に役立つ製品は、IoTとして有望ですが、セキュリティがしっかり保護されている必要があります。2015年にWIREDで、モノのインターネットの脆弱性が報告されました。Telehealth、接続された車、緊急放送および警報システム(病院や大学などで採用されている)はすべてIoTの有効な使用法ですが、メーカーは製品の発売前にセキュリティ問題がないかどうか突き止める必要があります。エクスプロイトが検知されたら即座にアップデートできるような機能も考慮すべきでしょう。

IoTは止められないが、セキュリティは必須

IoT対応デバイスはハッキングが容易なので、理想的には別個のファイアウォールを備えたネットワーク(ワイヤレスではなく有線)で管理する必要があります。そうすれば、アプライアンスとセンサーは、必要なデータを自由にやりとりできます。

IoTの主要な推進要因は、自動化、効率化、エンドユーザーとの対話です。その利点が大きければ、究極的にはスマートな家庭、オフィス、さらには都市へと広がっていくでしょう。InfiniEDGE SoftwareWalker 女史は、「スマートオフィスは、特定の業界ではますます価値が高くなるでしょう。修理が必要になった機器から修理技術者に連絡が入り、停止時間の発生を事前に防いだ例などは、すでに存在します。」と述べています。

Walker 女史自身もスマート・ホーム、スマート・オフィスの技術を採用していますが、利点と限界を認識しています。「電熱器の消し忘れがないかとか、家を出る前にドアに鍵をかけたかといったことで心配することはなくなりました。会社では、何かが正常に機能していない、または障害の危険性があるような場合に、誰かがその通知を受けるようにすることで、ダウンタイムが発生する前に修復するようにできます。ただ、IT部門には何が許容できるのかを具体的に記述した専用のIoTポリシーが必要になるでしょう。IoTは、いわば新しいBYODです。」

もし冷蔵庫が、人に頼らずに自分で掃除して必要なものを補充することができるなら、時間を節約できます。スマート冷蔵庫が自分で食品を選択したりデリバリーを確認して受け入れたりできるようにならないうちは、便利さの向上にはつながりにくく、高くつき過ぎます。賢い消費者であるためには、それが生活の質を向上させる革新的なIoTデバイスなのかどうか、購入前に慎重に考える必要があります。家庭用でもオフィス用でも、カウチポテトを増殖させるだけだったり、物好きなガジェット収集家向けの商品を見分ける知恵を身につけましょう。

「スマートでない」テレビの前でくつろいで「スマートでない」デカンタからワインをグラスに注いだり、「スマートでない」本を読んだり、「スマートでない」家族や友人と過ごしたりしましょう。ここで言う「スマートでない」とは、センサーが埋め込まれていないという意味です、悪しからず。

Topics: IT insights

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THIS POST WAS WRITTEN BY Michael O'Dwyer

An Irishman based in Hong Kong, Michael O’Dwyer is a business & technology journalist, independent consultant and writer who specializes in writing for enterprise, small business and IT audiences. With 20+ years of experience in everything from IT and electronic component-level failure analysis to process improvement and supply chains (and an in-depth knowledge of Klingon,) Michael is a sought-after writer whose quality sources, deep research and quirky sense of humor ensures he’s welcome in high-profile publications such as The Street and Fortune 100 IT portals.

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